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勝負強さ


全国大会や関東大会を賭けた試合で何度も悔しい思いをした経験から、勝負強さに関しては人一倍研究してきましたが、結論は「勝つことを最優先にするとミスを恐れて接戦では勝てない」「目標に沿って的確な分析と具体的な課題作りをして、正しい努力の繰り返しを愚直に継続し、失敗して学び成長する」しかないと思います。🏀


〈勝負強さを高める練習法〉

対人練習や5対5スクリメージをディフェンスから始める勝ち抜き方式にするとモチベーションがアップし、勝つための戦術を選手達で考え実行するという効果があります。

最も強化できるのは、残り時間・得点・チームと個人のファウル数等を決めたオールコート5対5試合形式で、残り時間1分なら相手側のスローインで1点(2分は3点、3分は5点)ビハインドにして、例え残念な結果が続いても決めた回数だけ行います。

また、ブザービートは各Qの終了時以外にも24秒ごとに可能性があるためとても重要で、夏場15分・冬場30分間隔で1分間の給水休憩(コロナ対策期間は消毒を要するので2分)を取っていますが、その都度各自がブザービートにトライして楽しんでいます。


〈イメージ戦略〉

「試合をする前の段階で勝敗は8割以上決まっている」が持論です。

お互いの実力を、総合力・オフェンス・ディフェンス・リバウンド・選手層・決定力・精神力・勝負強さ、の項目ごとに見比べて各Qでの展開や得点をイメージすれば、最終的に何点対何点でどちらが勝つか予想がつきますので、劣っている部分をどうカバーするか分析して課題を作り、スクリメージで徹底して強化します。📝


〈私の修行法〉

指導専門書は知識を学ぶのには役立ちますが、残念ながら勝負強さには全く貢献しません。

私は歴史上の名将・知将の本(新書や小説)を現状の自分やチームに置き換え、重要な場面で自分がその立場ならどうすれば良いかを考えながら読みますが、具体的には日本の平安〜戦国時代(特に戦国武将)、中国の春秋戦国時代(特に孫子と楽毅)、ヨーロッパの紀元前(特にアレクサンドロス)を題材にしたものが勉強になりますね。

将棋・囲碁・麻雀の名人級を扱った新書やテレビのドキュメンタリー番組も参考になります。📚


〈お勧めコーナー2〉

新書「クライフ哲学ノススメ/試合の流れを読む14の鉄則」…勝負強さの勉強で一番参考になったヨハン・クライフについて解説する本です。

目から鱗ですよ!😄👍


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