今回はミニバス・中学・高校のカテゴリー別で習得したい項目を、次回は具体的に習得したい項目を、あくまでも私見として述べたいと思います。🏀
(エンデバー等を否定するものではありません)
〈ミニバス〉
基礎技術、身体の使い方、調整能力、重心移動、時間軸、緩急、視野、声とコミュニケーション、判断力、デュエル(球際の強さ)、一般的な戦術の理解等を習得し、ポジションを固定化せず、常に課題を持ちながら、楽しくプレイしてほしいです。
また、特定の目的がある時期を除いて、できるだけボールを使う練習が好ましいと思います。
技術的には、ハンドリングや様々な種類のミート・パス・ドリブル・ステップを覚え、男女学年関係なく全てワンハンドでシュートするべきではないでしょうか。
なお、シュートフォームは、中学になるとリングが高くボールが大きくなるので、ひざ・ひじ・フォロースルー・センタリング等身体の使い方は習得しますが、完成形にする必要はないと思います。
対人技術は、あまり組織プレイにこだわらない1対1・2対2・3対3を中心にして、判断力が鍛えられるアウトナンバー(2対1・3対2)と共に、多く取り入れると良いでしょう。
マンツーマンのみのディフェンスについては、個の強化を優先するためにも賛成です。
〈中学〉
ミニバスでのベースに加え、スピード、瞬発力、クイックネス、持久力、特殊な戦術を習得し、複数ポジションを覚え、あらゆるシュートのフォームを完成させてほしいです。
特に3ポイントシュートは、どのポジションの選手も打つことが大切です。
また、スクリーン(3対3以上)の攻防や複雑なアウトナンバーも必要になるでしょう。
ディフェンスについては、全国大会、地方大会、都道府県代表を決める予選のみゾーンOKにしたら、アイソレーションが減って全体のレベルが上がり面白いだろうなー、と思います。
〈高校〉
中学までのベースに加え、筋力アップ、瞬発力の持続、激しいボディコンタクト、高度な戦術を習得・強化し、ポジションを固定化する一方、あらゆるシュートのセレクションと成功率を向上させ、どのポジションの選手も3ポイントをマスターしてほしいです。
また、アーリーオフェンスからの3ポイントと飛び込みリバウンド、組織的なスクリーンの攻防、圧倒的高さに対するディフェンスとスクリーンアウトなどは重要になると思います。
ディフェンスについては、どのチームも戦術理解度を上げるために、マッチアップゾーンとマッチアップゾーンプレス及びその攻略法を取り入れてほしいですね。
댓글